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光を見ると失神するジャメビュの症状について

光を見ると失神する人がいますが、それらはジャメビュの症状かもしれません。
これらは医学的には光性てんかんや光過敏性発作とも呼ばれるもので脳が光に対して過剰に反応したことや、脳の発育途中にある子どもで起こりやすい病気です。

ジャメビュは、激しい光の点滅などに視覚的に晒されたさいに、脳が敏感に反応し、その結果、脳に大きな負担が掛かるというものです。
この負担により失神してしまうといったことや脳が興奮状態に陥り、痙攣、頭痛、意識混濁、吐き気、めまいなどが引き起こされます。

そもそも人間の神経は微弱な電流によってその情報を伝達していますが、視覚により強烈な光や激しい点滅といった過剰な情報が流れ込むことで、異常な放電が神経で発生し、それによってショートしたり誤作動するといったものがジャメビュになります。

てんかんの場合も同様で人よりも五感が過敏になっていることによって同様の異常な放電が引き起こされますし、また統合失調症患者でも同様に見られます。
ただこれらの症状は殆どが一過性のもので失神や痙攣、嘔吐物が詰まるといったようなことがない限り正常な状態に戻ります。
このため適切な処置をすることが重要です。

ジャメビュである光過敏性発作が注目されたのはポケモンショック以降になります。
それまでもこの症状は知られていましたが、それでも発症するのは少数であり一過性でありてんかんの一種と解釈されていたことから一般には認知されてきませんでした。
また統合失調症でも発症するためそれほど重要視されてきたものではありません。

しかし、人気アニメのポケモンでは多くの子どもが視聴しており多数の光過敏性発作を引き起こしたことから、多くの人に知られるようになっています。
その後はアニメはもちろん、通常のテレビ番組においてもフラッシュや光の明度を急激に変えるような刺激性のあるシーンにおいては明るさを抑えるという処置がとられるようになっています。

ポケモンショック事件の原因は何?

ポケモンショック事件の原因は端的に言えばフラッシュを伴う刺激性のある画面を凝視することで、光過敏性発作を起こしたというものです。
その症状としては不快感、頭痛、吐き気というもので異変を感じた人は全国で750人程度に達し、入院した人が135人と言われています。
この規模になったためマスコミに大きく報道されたことから世間で知られるようになり、後日にポケモンショック事件と通称されるようになります。

ただ実際のところ当日は300万人以上が視聴している中の750人ですから割合とすると0.00025%になり、発症確率だけを見ればそれほど高いものではありません。
またポケモンショック事件が起こる以前にもテレビ番組や映画などで光過敏性発作を起こしている人は存在していたことがわかっており、ポケモンショック自体は光過敏性発作の規模が大きかったことを意味しています。

ポケモンショックを引き起こした回においては激しいフラッシュや光の点滅が1秒以上連続使用されたシーンが25箇所使われており、特に問題となったのが赤と青が激しく交互に点滅する背景のシーンであるとされています。
光過敏性発作は発症するには個人差がありますし、多くの人は問題のあるようなシーンでは視覚的に不快感を感じた場合には目を背けるといったような行為をするため発症しにくいものですが、特にアニメの場合には発育途中の子どもが視聴していたということもあって大規模な事件に発展したものといえます。

ただ光過敏性発作が世に知られることによって、予防策も取られるようになり現在では視聴するさいにテレビから離れてみる、過度なフラッシュは使わない、フラッシュのあるようなシーンでは明度を落とすといった処置がとられています。

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